PEOPLE Manabu - アーキテクト

入社のきっかけとAndroid開発について

私は、2006年に新卒の1期生として入社しました。当時は携帯のキャリアが主体となって様々なモバイルコンテンツ運営がされており、そのような時代背景のなかで、キャリア向けの多くの開発を手掛けていたのが、テックファームでした。もともと、モバイル開発に携わりたいという強い想いがあり、経験豊富なテックファームに入社を決意しました。
2006年以前というと、モバイル端末が生活に欠かせない存在になり始めた頃です。自分が開発に携わるのであれば、より日常生活に身近なサービス・アプリに関連したものがいいと思っていました。2009年になり、日本国内で初のAndroid端末、「HT-03A」がNTTドコモより発売されました。これを皮切りに、続々とスマートフォンが発売されていき、モバイル向けのサービスやアプリがAndroidやiOS向けのマーケットで簡単に入手できるようになったとともに、開発・運営の主体もキャリアだけではなくなりました。 長らくガラケー向けのコンテンツの開発をしていたので、開発するOSが変わった時、新しいものへのワクワク感や期待を感じながらも、その開発にはかなり苦戦しました。はじめはAndroidの右も左も分からない状況でしたが、これは開発を任せてくださるお客様も同様で、ガラケーに組み込んでいた機能をどのようにしたら、スマートフォン向けに移行が可能か、といった相談を数多く受け、これらの調査に追われる日々となりました。このように、疑問や課題も数多くありながらも、マーケットが拡大し、他コンテンツとの連携が可能になるなど、モバイルの可能性が一気に広がりました。大変さを感じながらも、開発をしていて、いつもに増して楽しい時期でもありました。

現在の業務について

現在はAndroidからiOS開発、技術コンサルティングを担当しています。お客様が新しいサービスを考えるときに、技術的な観点で実現可能性や技術的課題などをアドバイスしています。時には、調査をすることもあるので、こういった新しい技術の探求をする際は、Android発売当初に行っていたリサーチ・トライ&エラーのノウハウが生かされていると感じます。 その他にも、テックファーム初の書籍となった、『良いAndroidアプリを作る139の鉄則』では、執筆のプロジェクトマネジャーを務めました。テックファームのAndroid開発のノウハウを1冊に凝縮した本です。執筆は私をはじめとした、普段からAndroid開発をしている、テックファームのエンジニアが担当したので、大変でしたが、その分現場のノウハウが惜しみなく詰め込むことができました。
もちろん本の執筆は初めてだったので、はじめに上長から「本を出すので、そのプロジェクトマネージャーをやってほしい」と言われたときは、とても驚きました。ですが、せっかくの機会だったので、「やるならとことんやろう」と決心したのを今でも覚えています。まずは全員で集まり、全体のコンテンツを案出し。収集がつくか心配になるほど、たくさんの案が出て議論が盛り上がりました。そして、メンバーの意見を集約して、私が章立てを構成しました。本当にゼロベースから携わったので、「企画から自分たちでやった」という感覚が強い1冊です。
ここまでの作業だけでもかなり力が入っていたのですが、長い文章を書くことがあまりないので、執筆作業も苦戦しました。さらに、メンバーはみんな開発業務と並行しながらの執筆だったため、進行管理に苦労したことも鮮明に覚えています。。ところが、約半年かけて実際に製本されてきたときは、心から嬉しかったです。普段の仕事は完成品が形になることがないので、開発プロジェクトが終わったときとは、また違った喜びを感じました。他の執筆メンバーは、とあるお客様とお話ししていたら、「この本は2年目くらいの開発者向けによさそう」と言っていただけたそうです。実はこの本のターゲットは、そのお客様のおっしゃる通り、「Android開発の中級者向け」なので、「狙い通りの内容・構成にできた」と感じました。 こういった、様々なチャンスをもらえるのが、テックファームのいいところですね。また、こういった話しを一緒に取り組める仲間がいることや、そのなかには年次の差が関係ないことも魅力です。仲間と新しい環境に挑戦できるので、毎日刺激がたくさんあります。

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