職種はプロジェクトマネージャーです。お客様からご相談やご要望を受けて、「こんなやり方がありますね」とか、「こんなツールを使ったらどうでしょうか」など、実現方法や手段を提案することがプロジェクトのきっかけになることが多いです。正式に依頼を受けたら、エンジニアをアサインし、スケジュールを立てるなど計画を作ります。プロジェクトスタート後は「計画どおりに進んでいるか」「作っているものに問題はないか」などをチェックし、最終的に納品をするところまでがプロジェクトマネージャーの仕事です。
システム開発は、家を作る工程と似ている気がします。家を作るにもまず土地を決めて、価格帯を決めて、予算にあった資材を集めてくる。ファミリー向けなのか単身者向けなのかで間取りも変わってきます。設計士さんがいて、工事の人がいる。工事でも、基礎を作る人もいるし、内装を作る人、上物を作る人もいます。家を作る工程と同じように、システム開発もお客様のビジネスの目的と予算をもとに、対応方針を決定し、エンジニアをアサインして、開発する。開発の進捗や内容、品質を定期的にチェックし、期日に成果物を納品します。
プロジェクトマネージャーは建築の現場監督と同じように、システム開発を統括し、お客様の要望に応えることが責任だと思っています。それと同時に、一緒に仕事をする人が働きやすく、自分の能力を発揮しやすい環境をつくることも、とても大切なことだと思っています。